今回は「坐骨神経痛の原因」についてお話しします👍
先回のブログでは、坐骨神経痛とはどういうものかをお話ししました。
実際にどうして腰から脚にかけて痺れが出てしまうのか、どのような疾患があるのかを紹介していきます☝️
まず1つ目
「腰椎椎間板ヘルニア」
背骨は、椎体という骨によって構成されています。この椎体と椎体の間には、クッションの働きをする椎間板という軟骨があります。この椎間板がはみだしたり、飛びだしてしまうのが椎間板ヘルニアで腰部の椎間板で起こると、神経を圧迫し、坐骨神経痛を起こしてしまいます。
同じ姿勢を長時間続けたり、急に重たいものを持ち上げたりしたときに、 坐骨神経痛を発症する危険性があります。
2つ目
「腰椎椎間板狭窄症」
脊柱管は背骨の中央にあり、脊髄と、それに続く神経(馬尾(ばび)神経)が通っています。 この脊柱管が狭くなるのが脊柱管狭窄症で、腰のあたりで発症すると、腰部脊柱管狭窄症となります。腰部脊柱管狭窄症を発症すると、馬尾神経を圧迫し、腰の痛みや坐骨神経痛の症状を起こします。
先天的な原因(生まれつき脊柱管が狭い、弱い)の場合もありますが、多くは加齢によって腰椎が変化し、脊柱管が狭くなってしまったために起こります。
3つ目
「変形性腰椎症」
腰椎の形が変形し、神経を圧迫して腰に痛みや足のしびれを起こすのが変形性腰椎症です。
原因としては、加齢、同じ姿勢を長時間続ける、運動などで腰に過度の負担をかける、などがあげられます。また、変形性腰椎症は脊柱管狭窄症の原因にもなります。
この他にも、腰椎分離症やすべり症、梨状筋症候群、外傷による圧迫、帯状疱疹、糖尿病、アルコール依存症、喫煙、ストレスなどの原因で坐骨神経痛が起こる場合もあります。また、これらの疾患や原因がなくても、発症することがあります。
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